日本料理 2010

淀みなく次々と出される上品な一品は繊細で、その素材を十二分に生かしていることが感じ取れる。料理人松川忠由氏は招福楼で修行をしていたと聞くが、その味覚に対する隙の無さは只者ではない。酒を飲むことも忘れ、出された料理を一気に食べ切ってしまった。後で湧き出てくる満足感に暫く浸っていた。松川氏の今後に期待をしたい。気になったのは、牛肉のステーキが氏の料理のイメージを狂わせていたことである。